38.シンデレラエキスプレス渡辺裕薫 『上方演芸レジェンド?敏江・玲児物語』

著者プロフィール/シンデレラエキスプレス渡辺裕薫

1967年生まれ。お笑いコンビ:シンデレラエキスプレスのメンバー
1989年にコンビ結成。2009年に第44回『上方漫才大賞』奨励賞を受賞。阪急ブレーブス、WWEの大ファン。趣味は映画鑑賞で年間200本鑑賞、日本アカデミー協会員に登録されている。手作りの月間新聞『シンプレ新聞』編集長。
Twitter ID: @cinprecinpre
11月24日(日曜日)に大阪ミナミの笑穴亭でトークライブ『夕刊シンプレ新聞社レジェンド』を開催(夜6時45分開演)

【博士による著者紹介】

松竹芸能のベテラン漫才師「シンデレラエキスプレス」の小さい方。

通称「シンプレのナベちゃん」と言っても、もはや東京では知らない人が多いだろう。昔のデビューした頃、「松竹のダウンタウン」とも言われた実力派漫才コンビだ。

1991年10月より一年間『ABCラジオパラダイス』で浅草キッドの指名で共演。パーソナリティ、浅草キッド&シンプレ、作家兼出演、竹内義和、という強力な布陣であった。特にボクとナベちゃんは背の高さが同じこともあり気心しれた間柄で、番組内で、小人ふたりが囁きつづける、『ツインピークス』というコンビ組んだこともある。番組終了後は、すっかり疎遠になったが、2012年8月26日『TOKYO AMERICAN CLUB』で、ボク・博士の好きな芸人を呼び寄せる趣旨のLIVEで再会。現在、50音カードを引いてアドリブで、『すべらない話』を展開するという『シンプレ渡辺の五十音1000本ノック』をネットで披露しているが、この凄まじい芸を披露した。長年、世間が気付かない「天才領域」に居る芸人なのは昔から知っているが、この芸当を見た時には心底驚いた。「おもろうてやがて哀しき芸人話」の達人。ボクと同じく自らも実践しながら芸人研究してしまう芸人ルポライターのひとりだ。